イタリア食材「ベリッシモ」店長日記

イタリア・スローフード食材の旅2014春(5)

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 ワイン探しの旅・二日目です。朝10時、ホテル出発です。
 昨日訪問したバローロの隣り、ロエロ地区にやってきました。
 連れて行ってくれるガイド役のマルコによると、最初に訪ねるワイナリーは
 若きイケメン・オーナーとか。車はどんどん丘を登って行きます。
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 到着した小高い丘の頂上からは、ここも周囲が全てワイン畑では?と思わせる
 ワイン産地のど真ん中。谷底から上がってくる風が気持ちいい!!
 ぶどうの畝には必ずバラが咲き誇っていました。
 バラは害虫に弱いため、万一害虫がはびこるとバラがぶどうよりも先に
 枯れてしまいます。害虫の目印としてバラを植えてあるのだそうです。
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 Nizza Silvano(ニッツァ・シルヴァーノ)。自分の名前を冠しています。

 イケメン・オーナーに試飲を出してもらいます。お味のほうは・・・?
 ロエロ地区で作るぶどうの種類はお隣のバローロ地区と同じく、
 赤はネッビオーロ、バルベーラ、ドルチェット。

 しかしどんなに美味しくても、「バローロ」と名乗ることはできません。
 「ロエロD.O.C.G.」という名前になる訳ですが、
 名前で損はしていても、美味しければむしろ「買い」。
 何故なら、下手なバローロよりもはるかに値段が安いからです。
 いただいた赤ワイン、いずれも秀逸で迷います。
 「ロエロD.O.C.G.リゼルヴァ」を選びました。樽で熟成させた深い味わい。

 さらにこのワイナリーでは白ワインに力を入れており、
 特にこの地区で有名な「アルネイス」が素晴らしかった。
 すっきりとしていて、深みがある好みのタイプの白ワインです。
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 イケメンと握手をして別れ、我々は次の目的地バルバレスコに向かいます。
 バローロと並び称されるピエモンテの雄。ぶどうはバローロと同じ
 ネッビオーロ種です。バローロとは谷を挟んで反対側の傾斜地になります。
 世界的に有名な「Gaja(ガヤ)」の畑の近くに小規模な生産者を訪ねました。

 La Ganghija(ラ・ガンギーヤ)。名前がガヤに少し似てますね・・・。

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 「バルバレスコ」これは文句なしにいい。
 ネッビオーロの良さを100%、引き出したワインです。
 さらにこのワイナリーは、かつてこの地域で真っ先に植えたと自慢の
 シャルドネ(白)が。フランスワインの種類です。これも文句なし。
 最後に、やや甘口のデザートワインまで。結局、3種類を選びました。
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 ワイン選びの旅はこのあと、3社訪問しないといけません。
 マルコの提案で、本日は昼食抜きということになりました(泣)。
 先を急ぎましょう。次は、アスティ方面に向かいます。

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 今回見つけたワインたちは、6月下旬に飛行機でサンプル到着。
 同時に、9月からの本格発売用の品物を船に乗せました。
 品質に変化がないよう、リーファーコンテナで慎重に輸入します。
 取り急ぎ、サンプルが届いたらお披露目会を行います。
 ベリッシモ田園調布店「アペリティーヴォなワイン会」(二回開催)!

 日時1:7月5日(土) 午後15時-19時 会費:4000円 税別
 日時2:7月12日(土) 午後15時-19時 会費:4000円 税別
    (試飲ワインどれでも3種類とフリーのおつまみつき)
 場所:ベリッシモ田園調布本店 東京都大田区田園調布2-49-3
    電話:03-3722-2522 

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# by ryoji_shimizu | 2014-07-13 15:11 | お仕事

イタリア・スローフード食材の旅2014春(4)

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 バローロ地方の景観を楽しみながらランチを終え、
 次は実際にバローロのワイナリーに訪問することになりました。
 なだらかな傾斜地の丘陵がほぼ全てと言っても偽りではないほど
 360度見渡す限りのぶどう畑。これは圧巻でした。
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 温度差が激しいこの地方独特の気候とワイン栽培に適した土壌のお陰で
 古くから優れたワインを産出する地域、それが「バローロ・バルバレスコ」。
 ぶどう種はネッビオーロ。しっかりしたタンニン(渋み)をもち、
 長期熟成することでワインに溶け出してさらに美味さを増します。
 飲み頃は、収穫から5-6年が経過したあたりから。

 「バローロ」として世に送り出されるためには、
 発酵させたのち、大樽で38ヶ月熟成が義務づけられています。
 収穫から、最低でも3年以上は待たねばなりません。
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 今回訪問したBURLOTTO社は数世代前からこの地を耕し、
 かつては馬を引いてピエモンテ中にワインを売り歩いたそうです。
 代々受け継がれた畑は約40ヘクタール。
 ワイン畑は8ヘクタールで、その約半分にあたる4ヘクタールが
 希少なバローロワインを生み出すネッビオーロ畑に当てられています。
 他にバルベーラ種(バルベーラ・ダルバD.O.C.)、ドルチェット種
 (ドルチェット・ダルバD.O.C.)それに少量の白ぶどうも産出。
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 19世紀に建てられた歴史ある館のテイスティングルームに案内され、
 合計8種類の生産ワインの中から赤と白合わせて6種類をチョイス。
 同行したベリッシモの認定ワイン・アドバイザー「宮G師」の指導で、
 全員が味覚と嗅覚を最大限に使ってテイスティングを行いました。

 グラスの中の香りを確かめて少量を口に含み、口の中で空気を含ませ、
 口の中全体でその味を確かめて行きます。
 のどを通る際に鼻に抜ける香り、そして飲み込んだ後の余韻まで。
 ワインに詳しくないお客様にも、自信を持って美味しいワインを
 ご紹介できるよう、全身を研ぎすませて試飲は繰り広げられました。
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 最初から、とびきり美味しいバローロを見つけてしまいました。
 同時に、よりカジュアルに飲めるバルベーラ、ドルチェットの二種類も
 高い評価。参加した全員の意見が近いところに集約され、
 「これは美味しい!」の声が連発。訪問した甲斐がありました。

 市場価値の高いバローロはもとより、バルベーラ・ダルバのリゼルヴァ
 (大樽での熟成ののち、さらに熟成を重ねたもの)は特に素晴らしく、
 また軽い早飲みワインの印象が強いドルチェットもベリー系の香りが
 深みを伴っていて素晴らしいと感じました。
 本日、評価が高く輸入することが決定したワインは3種類です。

 1.「BAROLO D.O.C.G.」2007
 ネッビオーロ種 13.5度 予価9,600円
 (2007、2008は完売につき入荷するのは2009年)
 果実味が豊かで滑らか、熟成感がありバランスがよい。
 今が飲み頃。2009年版は、タンニンが少々強め。
 メインディッシュの肉料理や、熟成させた強いチーズに。

 2.「BARBERA D'ALBA D.O.C. RESERVA」2009 
 バルベーラ種 13.5度 予価4,800円
 リゼルヴァの割にタンニンはマイルド。酸とタンニン、果実味の
 バランスがよい。飲みやすくすぐ飲めるタイプ。
 パスタ料理などのプリモピアットに。また、
 メインディッシュの肉料理や、熟成させた強いチーズに。

 3.「DORCETTO D'ARBA D.O.C.」2013
 ドルチェット種 12度 予価2,600円
 ベリーの香り。酸とタンニンのバランスよし。
 塩味(ピリっとしたミネラル感)あり。カジュアルに楽しめる。
 アンティパストからメインディッシュまで幅広くいける。

 今日はこの後にもう1軒、バローロ地区のワイナリーを訪問しましたが、
 ワイン作りを始めてまだ数年という作り手で、先のワインと比較すると
 とても及ばず・・・。ということで残念ながら、アウト。
 このように、同じバローロでも飲み比べると作り手によって全く
 味わいが異なるということを改めて感じた次第です。

 翌日のワイナリー訪問予定は「バルバレスコ」を含めて5社。
 果たして今回のようなハイレベルなワイナリーがまた見つかるのか?
 興味はつきません。

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 今回見つけたワインたちは、6月下旬に飛行機でサンプル到着。
 同時に、9月からの本格発売用の品物を船に乗せました。
 品質に変化がないよう、リーファーコンテナで慎重に輸入します。
 取り急ぎ、サンプルが届いたらお披露目会を行います。
 ベリッシモ田園調布店「お披露目ワイン会」にご参加くださいませ。

 日時:7月5日(土) 午後15時〜19時 会費:4000円
    (試飲ワインどれでも3種類とフリーのおつまみつき)
 場所:ベリッシモ田園調布本店 東京都大田区田園調布2−49−3
    電話:03−3722−2522 

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# by ryoji_shimizu | 2014-06-20 19:03 | お仕事

イタリア・スローフード食材の旅2014春(3)

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 朝9時のミラノ発トリノ行きユーロスターは満席でした。
 約1時間で、トリノに到着しローカル電車に乗り換えます。
 さらに45分ほどで、目的地アスティに到着。
 ここで、今回ワイナリーを案内してくれるマルコが待っているはず。
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 ほぼ同年代の彼と出会ったのは、今年3月のFOODEX会場でした。
 ベリッシモ初輸入のワイン、トスカーナのブルネッロの作り手と
 一緒にやってきたのがその出会い。ピエモンテを活動拠点に、様々な生産者と
 パイプがあるのでいろいろ紹介して混載で日本に届けてくれる、という彼。
 どんなワインを紹介してくれるのか、その時点では全く不明でした。

 というのも、紹介してくれるワイナリーはどれも小さな作り手でまだ輸出実績も
 ほとんどないようなところばかりで事前データがないからです。
 メールやり取りでわかった几帳面な性格そのままに、時間きっちりに駅で
 出迎えてくれた彼。やり手のビジネスマン?と思いきや、
 駅前の駐車場から出る時に車をこすってしまうなど、ずっこけた一面も(笑)。
 こうして、ゆるりと我々4名のワイナリー巡りがスタートしたのです。
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 まずはホテルに荷物を置いて、ランチへ。
 イタリアを代表するピエモンテワインのメッカ、バローロ・バルバレスコを
 望む高台のレストラン「ai tardi」はとっても素敵な空間。
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 白トリュフ祭りとワインで有名なアルバの街から、車で20分ほどで到着です。
 プールや宿泊施設があるレストラン。地元では高級です。
 360度、ワイナリーだらけのパノラマをまずは堪能。
 ここで真夏の一ヶ月だけでいいから滞在して毎日ワインを飲んでいたい・・。
 そんな煩悩にかられながら、軽いスパークリングワインで乾杯しました。
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 前菜でいただいたタルタルステーキは、新鮮で最高のでき!
 次に私は、サルシッチャ入りタヤリンでランチを終えました。
 タヤリンはこのあたりでよく食される、平たくて細い入り手打ち麺です。
 ブロード仕立てや、バタートリュフで味を付けたりして食する繊細なパスタ
 女子たちはトマトだけのタヤリンを。いずれも素晴らしく、この後に入った
 レストランでは必ず、このタヤリンを頼んだ私たちでした(笑)。
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 こうして、我々のバローロ・バルバレスコ初体験がスタートしたのですが、
 アテンドしてくれたマルコが我々の意図をきちんと汲んでくれたためか、
 実に満足のゆくワインを探せた二日間だったことを最初に伝えておきましょう。
 話したいことが山ほどあります。それは次回からのお楽しみ!
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# by ryoji_shimizu | 2014-06-14 18:07 | お仕事

イタリア・スローフード食材の旅2014春(2)

 ミラノに二泊しましたが、今回はゆっくり街を見て回る暇はなかったです。
 それでも一晩だけ、現地で話題のファッショナブルなレストランで
 食事をすることができました。活気のあるナヴィリオ運河地区にも近いところ。
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 ミラノで活躍されている日本人女性たちとタクシーを降りると
 「え?これがレストラン?」と目を疑うような工場跡地でした。
 かつては活躍していたと思われる古びた機械がそのままオブジェとして
 飾ってあり、広い中庭ではお洒落なミラネーゼの若い人たちが
 ロゼのシャンパンを片手に席を待ちながら賑やかに談笑しています。
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 天井が高い古びた工場の中そのままに、ダイニングルームは照明を落とし
 ゴージャスなシャンデリアが妖しさを醸し出していました。
 ミスマッチを楽しむ空間、ミラノは先端をいっているようです。
 お客様たちはそれぞれドレスアップしてとてもファッショナブル。
 いかにも話題になりそうな雰囲気ですが、お値段はさほど高くはなく。
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 メニューには、ひとひねりした感じのパスタなどと並んで
 「ハンバーガーセット」もあり、かなりカジュアルです。
 伝統的なリストランテでは、まずお目にかかれないメニューでした。
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 そういえばミラノ中央駅のセルフサービスのお店もいつの間にか改装して
 お洒落なワインバー形式の空間に変わっていました。
 こちらはちょっとニューヨークのSOHOを思わせるモダンな雰囲気です。
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 では、ミラノ中央駅を発ってピエモンテの山の中に向かうことにします。
 アルバを拠点に、バローロ・バルバレスコを中心にワイナリー巡りです。
 良いワインに巡り会うことを期待して・・・。
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# by ryoji_shimizu | 2014-06-07 16:45 | お仕事

イタリア・スローフード食材の旅2014春(1)

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 秋のトスカーナ、南イタリア旅行を終えてから早くも半年が経過。
 春の買付旅行は北イタリアをメインにいろいろ計画しました。

 個人的に5月下旬から6月上旬くらいが観光のベストシーズンと思いますが、
 バカンス前に発掘した品物を早く手に入れたいという思いがあるのと、
 GW明けにPARMAで開催される国際見本市CIBUS(チーブス・パルマ)に
 取引先から呼ばれているのが、この時期に決めた二つの理由。
 今回は、血液が赤ワインでできているベリッシモのデザイナーM女史、
 食べるとすぐ寝てしまう(笑)ワインの生き字引・宮G師、さらに
 トスカーナ生活7年の帰国子女で今回参加の最年少スタッフA子3名が同行。
 ベリッシモの小型船団で未開の地を走り回るという壮大な?計画です。
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 大型連休明けで人の気配もまばらな成田空港でALITALIA機に搭乗。
 都合で、行きはローマでトランジットし、ミラノ・リナーテ空港22時着。
 タクシーで向かった「GRAN DUCA DI YORK MILANO」は、良いホテルです。
 今を遡ること15年、会社員時代に研修で1週間ほど滞在したことがあり、
 当時の印象がとても良かったので今回のミラノ滞在先に決めたのでした。

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 ホテルはドゥオモから徒歩数分の郵便局近くのわかりにくい場所にあり、
 外観から想像できないくらい中はゆったりと落ちついたしつらえです。
 ホールに続く朝食部屋やバールはこぢんまりとしていながら
 親切なスタッフや歴史を感じさせる調度品に囲まれていて優雅にすごせますし。
 お部屋もクラシカル・モダンというか居心地は抜群で静か。
 ミラノのチェントロのさらにど真ん中にあるので、今回のように
 周辺の土地に訪問したりするにはうってつけ。スカラ座も歩いて行けます。

 到着二日目、パルマ日帰りです。
 展示会最終日の今日、午後は撤収が始まるので急いで行きます。
 パルマはミラノからユーロスター(特急)やインテルシティ(快速)で1時間。
 あの生ハムやパルミジャーノ・チーズのお膝元といえる町で有名です。
 中田選手が所属していたのもセリエAのパルマでしたよね。
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 広大な見本市会場は駅からのシャトルバスに乗って15分ほどの田んぼの中。
 入場するといきなり生ハムや地ビール(今、はやりです)のド派手なブースに
 思わずくらっと来ましたが、時間がないので試食もせず取引先ブースに直行。
 中には数年ぶりにあう取引先もいて、それなりに新商品情報がたっぷりです。
 試食を繰り返した後、ベリッシモの今後のラインナップに加わるでしょう。
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 面白いのは午後3時を回った頃から、明らかに会場内に一般人が増えたこと。
 撤収後に廃棄処分されるサンプルの残りをブースでもらい始めました。
 中には大きな袋に1週間分か?と思われるほど詰め込んでいる人もいて、
 これはまるで日本のFOODEXと同じ光景だなぁ・・・と思った次第。
 やはり見本市の最終日はどこでも狙い目なのね。
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 ミラノのナヴィリオに近い最近話題のレストランを予定していたので
 我々4名は満員のシャトルバスで夕方パルマの駅に戻りました。
 電車を待つ間、オープンテラスのカフェでつかの間の休憩。
 照りつける陽射しを避けて飲むビールと生ハム、最高でした!
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# by ryoji_shimizu | 2014-06-05 03:16 | お仕事

第6回「アペリティーヴォなワイン会」GWスペシャル!

ようやく春めいてきたGW突入初日の日曜日(4月27日)、
恒例「アペリティーヴォなワイン会」GWスペシャル!を田園調布にて
開催させていただきました!
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12月末の開催から数えて4ヶ月ぶり。
久しぶりの開催とあって気合いも入ります。
今回、提供するワインは昨年秋に仕入れたトスカーナ・ワインたち。
田園調布のお店でお披露目するのは初めてでした。
赤はイタリアワインの女王「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」!
白はトスカーナを代表する白ワイン「ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ」。
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好きなだけ食べていいおつまみを提供するのがアペリティーヴォ!
というわけですが、やはりベリッシモとしては中途半端なおつまみは
お出しする訳にはまいりません。

今回も、あちこちから極上の生ハムやチーズ、パテなどをお取り寄せし、
さらに店内で初となる「鴨肉のレモンオイルソテー」を作って提供いたしました。
完成後、数分で皆様の胃袋に収まってしまったので、写真はありません(泣)。
とっても楽しいひとときを過ごすことができました。有り難うございます!

また、次回開催をお楽しみに♪







# by ryoji_shimizu | 2014-05-06 01:41 | お仕事

イタリア・スローフード食材の旅2013秋(14)

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 いろいろあったけれど、無事に到着した2度目のタオルミーナ。
 映画「グラン・ブルー」で有名な高級リゾート地も
 シーズンオフの11月はちょっぴり寂しい観光地の風情です。
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 ただ、シーズンオフとはいえそれなりにお客様はいるもので、
 町の真ん中の広場に面した5L星のホテルはゴージャス。
 食事くらいならいいかも?と思って入ってみました。
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 しっとりと静かな店内、昼間はオープンテラスになって
 崖下のグラン・ブルーな海をたっぷり堪能できそうなお店でした。
 お決まりの海の幸を頼み、しばし待つとサプライズが!
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 そう。テーブル用のオリーブオイルとして出されたのが
 なんと私たちベリッシモが輸入しているシチリア産の高級オリーブオイル
 「PRIMO D.O.P.」だったのです。
 これまで何度もシチリアで食事してきたけれど、
 このように普通に出されたのは初めての経験です。
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 スカンピのグリルも、パスタもとても美味しくいただけました。
 どこでいただいても、やっぱりあのオリーブオイルは美味しい。
 ずっと飽きのこないテイストです。
 まさかここで出会えるとは思いもよりませんでした。
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 日の出頃に早起きして、タオルミーナの朝焼けをショットしてみました。
 清々しい海と太陽。永遠のリゾートです。
 さぁ、昨夜いただいたオリーブオイルの生産者に、久しぶりに会いに行こう。
 タオルミーナからキアラモンテグルフィまで、ひとっ走り。
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# by ryoji_shimizu | 2014-05-04 02:36 | お仕事

イタリア・スローフード食材の旅2013秋(13)

 農場を後に、昨夜降りた空港まで再度送ってもらい、彼らとお別れです。
 午後はカラブリアから、シチリアへ海を越えます。
 カラブリア〜シチリア間は、地図では近そうに見えるけれど
 高速道路をぶっ飛ばしても、それほど近くはないなというのが実感。
 空港近くのレンタカー屋さんで、予約していた車を借りました。
 イタリアで車を運転するのは実に1年半ぶり。大丈夫かしら(汗)??
 日本では昨年まで、愛車がサーブ9-5ワゴン左ハンドル仕様だったので
 割とイタリアでもすんなり運転できていたのだけれど、
 相次ぐ故障で1年前に右ハンドル車に車種を変えてしまったのです。
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 借りた車はニッサンでイタリアではスタンダードな左ハンドルマニュアル車。
 事前に作ったスケジュールによれば、メッシーナ海峡をフェリーで渡り
 その日の宿となるタオルミーナにはまだ日があるうちに到着予定!でした。
 案の定、フェリーに乗り込む前から珍道中が待っていました。
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 1.フェリー乗り場がわからない!
 地図とカーナビ頼りに近くまできたのに、肝心のチケット売り場が
 わからない・・。船はどれ??どこだろう??入り口。
 しかたなくうろうろしていると親切そうなおじさんが声をかけてきて
 とっても丁寧に教えてくれました。有り難うおじさん!!
 と・・・思ったところ、窓ごしに手を差し出してきます。
 何のことだろう?と思っていたら、どうやら「コーヒー代くれよ」!
 ああ、なるほどね。こうして僕たちみたいな不慣れな旅行者が多いから
 こうしてお小遣いを稼いでいるのかしらん・・・。
 ちょうど手元にあった2ユーロを、お礼に差し上げました。
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 2.フェリー船内で坂道発信できず!
 狭いフェリーの車乗り入れ口に、自動車が数珠つなぎで入船します。
 そこで前の車が止まり、自分もまさかのエンスト。
 普通ならサイドブレーキをかけてエンジンを吹かしつなぐ、って
 自動車教習所ではるか昔に習ったよな〜。
 しかし、パニック時には頭が真っ白。そんなマニュアルなんて、
 すっかり頭から抜け出てしまっていました。。。。
 何度かエンジンをかけ直し、やっとこさ再スタート。
 なぜか再度ミラーを壁に少しこすりつけたような気がするけど、
 後ろの車にバックでぶつけなくてよかった〜。有り難う同乗者くん。
 以上、冷や汗2連発、すっかり意気消沈したところさらに追い打ちが。
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 3.高速道路は暗闇の嵐!
 メッシーナ市街の渋滞を抜けて高速道路に乗る頃から、
 なんだか怪しい真っ黒な雲が・・・大丈夫かしら??と思った瞬間、
 夕立が襲ってきました・・。稲妻光ってるし。容赦ない土砂降りで、
 前を走るトラックの水しぶきをたっぷり浴びて前が見えない!
 当たりはすっかり真っ暗、街灯はないし・・・身の危険を感じます。
 地元の人たちは慣れてるから、そんな道でも平気でぶっ飛ばすけど、
 意気消沈気味な私は、ゆっくーーーり走行車線を安全運転。
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 夕立もあがった夜8時前、ようやく宿の駐車場を見つけました。
 やれやれ・・・。
 今回の自動車の旅はこれまでで一番危なかったかも。
 もちろんこの話は、イタリアで暮らしている人なら笑い話で
 終わるところなんですが、何せこちとらたまにしかこない旅行者。
 ご容赦くださいませ。。。
 さて気を取り直して、夜のタオルミーナで美味しいものでも食べよう!
 このあと、素敵なレストランで素敵なワインとオリーブオイルの話。
 お楽しみに〜。
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# by ryoji_shimizu | 2014-04-26 17:12 | お仕事

イタリア・スローフード食材の旅2013秋(12)


 満腹でいつの間にかベッドに倒れ込み、鳥の声で起こされました。
 イタリアの田舎の朝は本当に気持ちいいものです!
 すぐに仕度を整え8時に階下に向かうと、オーナーが待っていました。
 今日は午後、シチリアに渡るので午前中を目一杯使って農場を視察です。
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 まずは800頭ものブッファラ(黒毛水牛)の食事中にお邪魔。
 そして360度見渡す限り広がる彼らの農場へ。
 とっくに仕事はスタートしており、100名近い従業員の皆様が
 次々にオーナーに挨拶してきます。その全てに笑顔で応えるオーナーは
 とっても素敵でした。従業員たちに愛されている感がひしひしです。
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 工場ではブッファラから絞った乳を使って、
 チーズ作りが行われていました。新鮮なモッツァレッラは
 イタリア各地にトラックで運ばれて行きます。
 毎朝が作り立て!我々にとっては得難い贅沢な食材です。
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 農場視察を終えると、本日のメイン・イベントが待っています。
 レモン・オイルの収穫作業を見せてくれるというのです。
 製品の正式名称は「レモン・オイル・コンディショナー」。
 地元で取れる、まだ青みを帯びた新鮮なレモンを皮をむかずにそのまま
 オリーブと一緒に圧搾して抽出されるところがポイント。
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 通常、このタイプのオリーブオイルには人工的な香料が使われます。
 人工抽出された香りのエッセンスをオリーブオイルに混ぜれば、
 即席フレイヴァーオイルの出来上がり。。。。ですが、
 もう一度食べたい!とは思えない、なんだか薄っぺらい味わいに
 なってしまうのです。
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 天然のレモンの果皮に含まれる本物の香りは格別。
 機械的に抽出した香りには含まれない「微妙な成分」が、
 この美味しさを作っているのに間違いないと思います。
 それは奇麗に精製されたお塩と、塩田で太陽にさらされて
 収穫される塩とで味わいがまったく異なるように。
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 青みが残るレモンと完全に熟しきっていない地元種のオリーブ
 それらが空気にいっさい触れない搾油マシンに同時に投入されます。
 抽出されたオリーブオイルは、やや黄色がかったオリーブ色の液体。
 これから2ヶ月近くかけて、自然に濾過されるのを待ちます。
 一年に一度しか作ることができないこの特殊なオイルは
 搾油のたびにマシンを洗浄しないといけないことから、
 この製品の生産量は限られ、予約をしなければ輸入できません。
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 大変貴重なこのオイルを日本に独占輸入する許可をいただき、
 日本で普及活動を行うことにしました。
 お野菜、魚介類、肉類なんにでも抜群の相性を見せるこのオイル、
 和食にも応用がききます。
 もっともっと、皆様に知ってほしいですね。
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 視察を終えて、再び空港まで送っていただきます。
 有り難うカラブリア、こんなに素晴らしいオイルを作ってくれて。
 そして有り難うBufavellaオーナー一族たち。

 来るときに降り立ったラメツィア空港でレンタカーを予約しました。
 このあと、カラブリアからメッシーナ海峡を渡り
 シチリア島に上陸します。今夜の宿はタオルミーナです。






# by ryoji_shimizu | 2014-04-20 00:31 | お仕事

イタリア・スローフード食材の旅2013秋(11)

 トスカーナの旅を終えて空から向かったのは、カラブリア。
 カラブリア州はイタリア本土の南端に位置していて、
 長靴の形に例えられるイタリア半島のちょうど土踏まずから
 指先までのあたり。唐辛子くらいしか思い浮かばない人も
 多いでしょう。でもここにはとっても大切なメーカーが・・・。
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 フィレンツェからバスで移動してピサ空港からカラブリアへ。
 小さな空港しかない土地なので、ここは格安航空を使いました。
 着陸が成功するたびに、乗客全員が拍手するのがルール(!)。
 初めて乗りました。ええ、もちろんお約束の拍手もしましたとも!
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 Lamezia空港に降り立つと、すっかりあたりは闇の中。
 地の利もなく、メーカーからのお迎えがなかったらきっと途方に
 暮れていたことでしょう。闇に加えて大雨にも迎えられ、
 空港から1時間のドライブを終えるとメーカーの敷地内へ。
 中世時代に建てられたという館は今も現役で、広々としていて
 暖かいお部屋が用意されていました。
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 廊下には先祖の絵が飾られ、民族衣装がぎっしり詰まったクローゼット。
 それらを眺めていたら、まるでタイムスリップするかのようです。
 これが、今では車で移動せねば縦断できないほどの広大な土地を耕す
 豪農の館なのか・・・。
 ちなみにここは彼らにとっては今では平日の仕事場。
 週末は全員、車で何時間もかかってパドヴァにある家に帰るそうな。
 少し憧れるライフスタイルでもあります。。。
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 広々としたリビングには、この館の主とその息子たちがくつろぎ、
 我々を手招きして迎え入れてくれました。
 アペリティーヴォのスプマンテに始まり、夕食がスタート!
 ピッツァや辛口のアラビアータのパスタ、それに得意製品の
 野菜のオイル漬け、モッツァレラなどいったいいくつ食べたでしょう。
 中には未だ知らない味もあり、翌日が楽しみになってきました。
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 一日中、移動ばかりで少々疲れたこともあり、
 食事の後半は眠くなってきました。
 彼らも「あまり夕食は食べないんだ。朝が早いからね」といって
 すっかりおしまいに。明日の朝は8時から農場を見て回る約束です。
 お目当ては、レモンオイル・コンディショナーの収穫作業。
 今まで一度も見たことがない風景、これはなかなかないチャンスです!
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# by ryoji_shimizu | 2014-04-13 02:04 | お仕事



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