お久しぶりです。
長らく「イタリア食材ベリッシモ」の店長日記を綴って参りましたが、この度、当エキサイトブログを離れ、オリジナルドメインのブログを開設いたしました。長い間、愛読くださり有難うございました。新しいブログはこちらからご覧いただけます。読者様の登録をお待ち申し上げております。
ベリッシモ店長 清水良二 拝
品川区西小山の人気トラットリア「Y(ワイ)」さんでワイン会。定期的にベリッシモのワインを仕入れてくださる店です。今回は、ベリッシモお勧めのピエモンテワインを中心に15種類、一挙に空け試飲する機会を作りました。会費はなんと飲み放題で4,000円(税抜き)。
特筆すべきは、ピエモンテを代表するネッビオーロ(赤)の飲み比べ。
ステンレスタンク貯蔵のものから、樽熟ものまで5種類もあります。
レストランでは、高価なバローロ・バルバレスコなどを
グラスで注文することは難しいですが、
今回は20名ほど集まったので実現したのです。お得な試飲会〜♩




熱い語りで終止、接客をこなしたマルコとご参加くださったワイン仲間の皆様、有難うございました!今後もいろいろ企画しますので、お楽しみに〜。
久々にFOODEXで仕入先のメーカーをお手伝い。初めてベリッシモのワインを一挙に展示しました。

イタリアのコーナーでは、ヴェネチアン・カーニバルの仮装行列で
会場を盛り上げていました。

さらにリグーリアのジェノヴェーゼ・ペーストの作り手
「RANISE(ラニーゼ)」もベリッシモがお手伝い。
大勢のプロフェッショナルが来場してくださり、貴重な商談の場をいただきました。有難うございます!

立て続けに大型台風に直撃された日本列島。
イタリアワインも、この夏は天候不順に悩まされているようです。
昨年の
オリーブオイルもそうでしたが、今年もなんだか妖しい雰囲気。
こればかりは、様々な要因もあろうかと思うし自然には逆らえません。
台風一過の今週、私はあちこちに営業に出かけていました。
同時に、全国の百貨店ではイタリアフェアに初の4カ所同時出店。
体一つではどうしようもないので、各地のスタッフ総動員で
店頭にいらっしゃるお客様にアピールさせていただいております。
私の目下の訪問先といえば、ワインの取り扱い先が中心です。
ワインを始めるまでは、実態をまったく知らずにいましたが、
いざ活動を始めてみると、いろいろと分かってきました。
今はとりあえず卸先としてレストラン様が多いのですが、
彼らが頼りにしている「卸問屋」様にも同時アプローチを。
問屋様の情報源は膨大なものがあります。
試飲会で得たプロフェッショナルたちの感触は上々で、
有り難いことに少しずつ、注文も入るようになってきました。
私たちが自信をもって選んだワインが、
「ほんとに美味しいねコレ!」とプロが笑顔でうなずいてくださる。
その瞬間は、すっきり壮快!なのです(笑。
ソムリエが選んでくれたワインは、食事のお供として
丁寧にお客様のグラスに注がれ、至福の食事が始まります。
どんなに自分が気に入って仕入れた品物でも、
共感してくれる人がいなければ、ただのガラクタに過ぎません。
仕入れる作業より、それを味わってもらうことのほうが難しい。
その思いは、創業以来変わっていません。
理論よりも、心から「美味しい!」と思ってもらえるかどうか?
感性にストレートに訴えかける、一瞬の真剣勝負がそこにあります。
今度はワインのフィールドでそれが試されているようです。

横浜そごうで、
ドライトマトの量り売り。美味しいねやっぱり。

優れた
オリーブオイルに敬意を表し、ワイングラスで提供しました

ABARTH東京にも出没!

んと、記事にあまり関係ない画像かも(爆。
最後は最近物欲激しいFIAT500。いつか買うぞ♪

MAJANIが用意してくれたハイヤーに揺られ、
ボローニャの中心にまた戻ってきました。
ここでスタッフA子とお別れ。
彼女はこの後ローマ経由で帰国するそうです。
宮G氏も明日には帰国。皆様、お疲れさまでした。
ということでイタリアでの打ち上げに向かった「CESARI」。
このお店、実はFIATチョコレートの本店の真向かいに。今回初めて入店するのは、地元で暮らす澤井さんのご紹介があったからです。Facebook等を通じて東京で一度お会いしており、今回の旅行ではぜひボローニャを案内したいとのお申し出。市内でおすすめのお店をご紹介してもらったというわけです。
お会いしてすぐ、彼女から「お土産を」いただきました。それがこれ。ワイヤーで作ったイタリア地図アートです。
写真ではわかりにくいですが、細い針金をクルクルと泳がせ、
イタリアの地図の中に様々なアイテムを埋め込んでいます。
「Bellissimo」という文字に始まり、
よく見ればベリッシモが扱う代表商品の小さな絵がぎっしり!
これにはとても驚き同時に、大変感激しました。
言うなれば、ベリッシモだけの世界で一つのオリジナル・アート。
よくぞこんな器用な仕事がイタリア人にできるものですね!
と澤井さんに尋ねたところ、さにあらず。
こちらもやはり、ボローニャに暮らす気鋭の日本人アーティスト、
地元でも高い評価を受けていて、引っ張りだこの彼女。
先頃、日本のBS番組でも取り上げられていました。

さて嬉しいプレゼントをいただいた後は、最後のボローニャ料理を。本場ならではのモルタデッラを銘醸ワインとともに味わいます。外してはならないスープ仕立てのプリモピアット「トルテッリーニ・イン・ブロード」の次に食べたのがこちら。「グラミーニャ」という、ほうれん草を練り込んだ短めの手打ちパスタ。ラグーソースに合わせた太めのパスタがめっちゃ旨いのです。

満席の店内で次々繰り出されたお料理に舌鼓を打ち、我々は「二次会」に向かいました。広場をゆっくり横切ってそぞろ歩きしながら向かった先は「ジェラテリア・ジャンニ」。澤井さん曰く、今ボローニャで一番人気のジェラート屋さん。
夜中の10時を過ぎても、店内は満員。さすがです。食事の後のデザートは、こういう店で楽しんでから帰宅したいものですね〜。順番を待って、めいめい好みのジェラートをゲットしました。一番人気はピスタチオらしいけれど、私が必ず注文するのは「フィオール・ディ・ラッテ」。ミルクの味わいがお店によって異なるのを楽しむのです。

パルマの展示会からスタートした春のイタリア買付け旅行はピエモンテ〜トスカーナ〜ボローニャを巡る1週間。ほとんどワイン漬けの旅でしたが、収穫はあり余るほど。何と言っても、ピエモンテのワインの美味しさは比類ありません。
これら見つけて来た商品たちが実際に世の中に出るのは秋がスタートする9月です。新しく始めたワインは本当にどれも外せないくらい美味。真っ先に、自分たちが飲みたいワインです。
いろいろよくしてくれた旅先の皆様に、深く感謝。最後にもらったオブジェは、田園調布のお店に飾ることにします。有難うございました!!!
(終わり)

日本でも珍しい手作りのジェラートはイタリアでも
もちろん、大人気。
フィレンツェのジェラテリアで修行を重ねたのち、
その奥義を惜しげもなく披露してくださるのが齋藤由里先生です。
第一回目、二回目ともに満席御礼。
何よりも、完成品を頬張った皆様の感動が伝わってきます。
もしかしたらイタリアで食べるよりも美味しいかも?な
この美味しさの作り方は、
もちろんセミナーに参加した方だけの秘密です。



今日はピエモンテの微発砲
白ワイン「モスカート・ダスティ」で
乾杯してからセミナースタートとなりました。
今回は「カフェシチリアのトローネを使ったセミフレッド」も
教えていただくことになりました。
セミフレッドは「少々凍っている」といった意味です。
文字通り、凍っていないトローネとジェラートのミックス。
もともと完成した味わいのトローネは、
コ
ラード・アッセンツァ氏が手作りしたもの。

これをアレンジしたセミフレッド、極上でした〜!
好評のジェラート・セミナー、アンコール開催は10月25日(土)!
1部、2部ともに受付開始いたします。