
2日間のローマを終え、今度はフィレンツェに移動。
タクシーでテルミニ駅に向かい、自動販売機で切符を買う。
ローマからフィレンツェまではユーロスターで約1時間半である。
かつては食堂車に乗った覚えがあるけれど、最近とんと見かけなくなった。

フィレンツェ到着後、早速中央市場に向かう。
この巨大な市場はここ10年余りですっかり観光名所となってしまい、
かつての新鮮な驚きはなくなりつつあるけれど、
やはりいつ訪れても新鮮なイタリア野菜やお肉、チーズの香りは独特だ。
日本人の販売員もいるので、イタリアで何かお土産を・・・と考えているなら
少なくとも空港のお土産屋さんよりも遥かによい買い物ができるだろう。

市場の中でもひときわ高級な品ぞろえのお店には、
ベリッシモが輸入販売しているあの「PASTA MANCINI」を見つけた。
イタリアでの販売価格は3.5ユーロ(日本円にして約500円 2014年1月現在)。
ちなみにおなじみのディ・チェコやバリッラなどは1ユーロで買える。
私はこの素晴らしく美味しいパスタを、なるべく大勢の人に食べてもらうべく
販売価格を700円にして売り出したものの、昨今のユーロ高・円安で
さすがに利益がとれなくなってきてしまっている。
まもなく値上げせざるを得ないであろう。


フィレンツェ近郊は、日本人でワインアドバイザーのM氏と行動を共にする。
このあと訪ねる、ワイナリーに同行してもらってワインのテイスティングを行い、
ベリッシモが輸入販売してよさそうなワインを一緒に選定するためだ。
マーケーットを後にして、ウッフッツィ美術館方面に向かう。
シニョーリア広場のダビデ像(複製)を眺めながらビールを楽しんだ。
聞けばこのところイタリアでは地ビールが流行とのことで、
カフェの給仕人がイチオシというビールを頼んでみたのだ。

結果は大正解。
なかなか凝った味わいのビール。晩秋というのに汗ばむ陽気でとても美味しい。
ラベルやボトルもお洒落なのは、さすがイタリアだね。

明日はボローニャに向かい、チョコレートの製造をチェックしてきます。