
昨今、食品に関する問題多発でマックス状態(というか、それしか話題に上らないのもヘン)?の日本です。緊張度では日本一、二を競い合っているのでは?と業界人の間でウワサの百貨店です~。昼間も夜中(閉店後です)も、もちろんごった返す営業時間中も、堂々とフロアに大勢の品質チェックマンが入っています。それも、商品を一つずつチェックして、賞味期限切れがないかどうか、おかしなものを販売していないか、毎日(!)調べてくださってます。(もしそんなものが発見されれば、スグに店頭から排除勧告させられます) 。
もちろん、彼らの言うことには絶対に服従しないといけません。「安心・安全」をけっして業者任せにしないその姿勢、素晴らしいです(拍手)!まるで保健所つき百貨店みたいです。イタリア人にとってみたら、白い服を着て真剣にメモしている彼らがいったいなにをしているのか、おそらく見当もつかないでしょうね~。今時、日本で輸入食品を販売することって、ものすごく大変なことなんですよ。特に百貨店は目立つ存在なので、何か問題ごとがあれば大々的に報道されちゃって、社会問題になっちゃいます。出品する側も、出品させる側も、ともに会社経営さえ揺らぐ事態になりかねないんですから、みんな真剣です。
もちろん、白衣のチェックマンたちも、さすがに接客中は遠慮して遠くから見ててくださるので、お客様はほとんど気づいていないようです。ここまでやってくだされば、お客様はもちろん、出店している業者もちょっぴり安心ですよね~。毎日、お墨付きをいただけるのですから。